仕事について

仕事ができなくても、あなたが働いていていい3つの理由

仕事つらい

はじめに

仕事が思うようにいかなくて悩むことはありませんか?

私も仕事ができない自分に悩まされています。

仕事で十分な成果が出せないと、上司に注意されたり自分自身でも責めてしまいます。

職場での居場所がなくなり、仕事時間がまるで拷問のように辛いものになってしまうこともあると思います。

仕事ができれば、この悩みから解放されます。

でも、それができないから苦しんでいるのです。

本人も仕事ができる有能な人になりたいと思っているはず。

仕事に対して真面目に取り組んでいるから悩み苦しんでいるのです。

決して努力不足ではありません。

私も医師の仕事が思うようにできず苦しんでいたことがあります。

周囲と比べてしまい、自分が劣った存在だと思い込んでしまっていました。

ですが、本を通して新たな価値観に触れ、ラクになる考え方を取り入れることができました。

この記事では、自分を救ってくれた考え方を紹介しようと思います。

仕事ができなくても働いていい3つの理由

仕事ができていないと職場にいてはいけない、と思ってしまう方は多いと思います。

真面目な方ほどそのように考え、自分を責めてしまいます。

ですが、仕事ができていないと思っても職場にいていいのです。

自分を追い込む考え方を手放すヒントになれば嬉しいです。

理由1:クビにならないなら、いても大丈夫

上司などから注意を受けると、自信を失ってしまいます。

周囲と比較して落ち込んでしまい、職場に居場所がないと感じてしまうこともあります。

そういったとき「私はこの職場に必要なのか?」と考えてしまいます。

自分の存在意義が無いように感じてしまうのです。

ですが、あなたは辞めるように退職勧奨を受けていますか?

もし辞めるように言われていないなら、職場はあなたのことを必要としています。

いくら周囲と比べて劣っていると感じても、それは相対的な評価でしかありません。

職場に必要な人材だから雇われているのです。

仕事で成果が出せていないからといって、自分に価値がないように思ってしまうのは間違いです。

あなたには十分に価値があります。

職場はあなたの価値を認めているからこそ、報酬を払ってくれているのです。

だから胸を張って職場にいていいのです。

理由2:あなたは周りの“心の支え”になっている

仕事上で有能かそうでないかは、自分自身では正確に評価できないことがあります。

特にうつ状態になってしまうと、自責感が高まり自分が劣っていると考えがちです。

仕事ができないと思い込んでいても、周囲はあなたを認めてくれているかもしれません。

真面目に仕事をしようとしている人。頑張って成果を上げようとしている人。

そういった頑張り屋さんは周囲の人の心の支えになっています。

結果だけでは測ることのできない、いい効果を生んでいるのです。

自分を責めてしまうほど仕事に真摯に向き合うその姿は、職場の士気を高め雰囲気をよくしています。

また、本当に仕事ができていないとしても大丈夫です。

あなたは全員が超優秀でバリバリ働いている職場で働きたいですか?

私なら周囲との比較で苦しんでしまうと思います。

ゆるく自分のペースで働いている人。

病気を抱えながらも頑張っている人。

様々な人がいるからこそ、自分らしくいられるいい職場になると思います。

理由3:今できないことも、これからできるようになるかもしれない

今仕事ができていなかったとしても、ずっとそうであるかは分かりません。

続けていればできるようになる可能性もあります。

今の評価がすべてではないのです。

できないと感じることは、「能力の伸びしろ」の可能性もあります。

今はできないとしても、淡々と続けていくことでいつかできるようになるかもしれません。

現段階ですべてを判断する必要はないのです。

それに職場はそうした伸びしろも含めてあなたを評価してくれているかもしれません。

「今はできていないがいずれできる」そう信じてくれているからこそ報酬をくれるのです。

自分自身も「これからできるようになる可能性」を信じてあげてほしいです。

辛いときは早めに病院に行こう

仕事ができなくても働いていい理由について書きました。

この3つの理由は、働くことの重荷を少しでも軽くできればと思い載せたものです。

決して自分を追い詰めるための材料にしないでほしいです。

「周りの支えにならなければ」

「将来できるようにならないと」

そのように思って自分を責めないでほしいです。

自分で解決できない問題も人生にはつきものです。

「前向きになれず、仕事が辛くて仕方ない」

「やる気が出ず、悲観的になってしまう」

そういった問題が続いているのであれば、早めに病院に行って相談することをおすすめします。

自分一人で問題を抱えず、誰かに話すことで良い方向に向かうこともあります。

仕事ができないからといって、自分に鞭打って無理をすることはしてほしくありません。

私も自分を無理した結果、適応障害になってしまいました。

そのとき自分を支えてくれたのは心療内科の先生でした。

病院に行くことで良い方向に向かったと思います。

おわりに:仕事ができなくても、ここにいていい

仕事がすべてではありません。

人生を楽しむために働いているのであって、仕事のために生きているわけではありません。

仕事が辛くて人生を楽しめないのであれば、ラクになる考え方を取り入れてもいいと思います。

今回紹介した3つの理由が、仕事ができない悩みを少しでも軽くできるとうれしいです。

たとえ仕事が辛いものだとしても、あなたの頑張りはみんなの支えになっています。

仕事ができないからと悩みすぎないようにしたいですね。

私も仕事ではできることを淡々と続けるようにします。