生きていくのは大変なことです。昔に比べて便利な世の中になり、苦労は減ったかもしれません。ですが、生きることは今でも十分困難なことだと思います。辛い人生だからこそ、自分で自分をほめることを忘れないようにしたいです。
私は適応障害になって、「がんばれない日」が増えました。倦怠感で重い体を引きずって、なんとか職場に着いても普通に仕事ができません。辛い気分に支配され仕事どころではないからです。
そんな私を見て職場の人は「がんばっていない」と評価しているかもしれません。「結果」を見て評価するからです。必死な思いで仕事をしていても関係ありません。
全員がそのように仕事の結果のみを評価するわけではないかもしれません。ですが、自分の苦しさや生きることの困難さを他人が100%理解することはできません。私自身も他人の痛みには無頓着になっているかもしれません。
自分の苦しみを完全に理解しているのは自分だけです。どれだけ自分が辛い中でがんばってきたか。どれだけ自分が困難に立ち向かってきたか。がんばっている姿を見てきているのは自分自身です。
だから、周囲の人が何と言おうと気にする必要はないと思います。自分のがんばりに自分で拍手を送りたいです。自分の評価は自分でできるようになりたいです。
皆様も生きることが困難に感じられることがあるかもしれません。そんな時は、自分のがんばりを認め、ほめてあげるのはどうでしょうか。辛いときは生きているだけで満点です。